本記事では、数値の平均値を
表示する方法をご紹介します。
・複数のセルの中央値を表示する
複数のセルに数値が入っている場合は
AVERAGE関数を使用することで
平均値を表示することが出来ます。
AVERAGE関数詳細はこちら↓
【【Excel初心者必見】AVERAGE関数の使い方を解説!】

・単独セル内にある複数の数値の中央値を表示する
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以下のようなケースの平均値を出すとします。

このようなケースでは、何度かステップを踏む必要があります。
例で上げると、【5000】と【1000000】を
個別にする必要があります。
個別にする方法は、2パターンあります。
①手作業
②関数を組み合わせる
①の方法は、平均値を出したい対象が
少ない場合は有効です。
②の方法は、以下のように
対象セルがたくさんある場合に有効です。

②の方法を解説します。
Step.1
【5000~1000000】の【5000】の部分を
抽出します。
桁数が決まっているのであれば、
単純にLEFT関数を使うことで
抽出できますね。
LEFT関数詳細はこちら↓
【【Excel初心者必見】LEFT関数の使い方を解説!】
しかし、桁数が
【500~100000】
【6000~6000000】
などバラバラだった場合を想定し、
【~】の前までを抽出する方法をご紹介します。
①【~】の位置を取得します。
FIND関数を使用し、【~】の位置を
取得してみましょう。

②LEFT関数を使用し、
【文字列】を対象セル
【文字数】を先ほどFINDしたセル
としてみます。

③抽出できました!と言いたいところですが
【~】が入ってきてしまいましたね。。。
FINDで習得できた数字は、
【~】の文字がある位置のため
FIND関数の部分に【-1】と記述します。


【5000】を取得できましたね!
FIND関数とLEFT関数を合体してみます。
【=FIND(“~”,B2)-1】+【=LEFT(B2,C2)】
↓
【=LEFT(B2,FIND(“~”,B2)-1)】
こちらをC2セルに入力しておきます。
Step.2
【5000~1000000】の【1000000】の部分を
抽出します。
Step.1の方法は、FIND関数の特徴を使用し
【~】の手前まで抽出できましたが
【~】の右側に入っている文字はこの方法を
適用できません。
その為、LEN関数を用いて
文字の長さを取得した後に
FIND関数を用いて
【~】までの文字数を取得し、
【文字の長さ】-【~までの長さ】
をすることで、【~】から先の文字を
抽出することが出来ます。
具体的に順を追って説明します。
①LEN関数を用いて、
対象セルの文字長さを抽出します。
LEN関数詳細はこちら↓
【【Excel初心者必見】LEN関数の使い方を解説!】

【5000~1000000】は12文字ですよ
と表示できました。
②STEP.1の①同様に、
FIND関数を使って【~】の位置を
取得します。

③RIGHT関数を用いて、
文字数部分に
【LENで取得した文字数】-【FINDで取得した文字数】
とします。

【1000000】を取得できましたね!
LEN関数、FIND関数、RIGHT関数を
合体してみます。
=LEN(B2)
+
=FIND(“~”,B2)
+
=RIGHT(B2,D2-E2)
↓
=RIGHT(B2,LEN(B2)-FIND(“~”,B2))
Step.3
Sponsored Linkあとは、この出そろった2つを
AVERAGE関数を使用して平均値を出すだけです。
せっかくなので、AVERAGE関数を使い
全て合体してみましょう。
=AVERAGE(Step.1,Step.2)
↓
=AVERAGE(LEFT(B2,FIND(“~”,B2)-1),RIGHT(B2,LEN(B2)-FIND(“~”,B2)))

この関数を使用すれば、
【数字~数字】という型にさえはまっていれば
自動ですべて算出できますね!
【~】部分を変えることで、
様々なケースに対応できると思いますので
是非何度か実践し、習得してみてください!
本記事はここで終わります。
ご閲覧頂き、有難う御座いました ✨